退職が決まったら、お世話になった方々に配るお菓子を用意しておきたいもの。でも、どんなお菓子を選べばいいのか、予算はどれくらいが適切なのか、意外と悩みますよね。
退職時のお菓子選びにはいくつかのポイントがあります。個包装であること、日持ちすること、配りやすいことなど、職場で配ることを前提にした選び方が大切です。
この記事では、退職時に配るお菓子の選び方を詳しく解説するとともに、予算の目安や渡し方のマナーも紹介します。

退職のお菓子を配るのはマナー?
退職時にお菓子を配ること自体は、義務ではありません。しかし、日本のビジネスマナーとして定着しており、多くの方が実践しています。
配るメリット
お菓子を配ることで、一人ひとりに直接感謝の言葉を伝えるきっかけになります。デスクを回りながら「お世話になりました」と声をかけることで、自然な形で挨拶ができます。
配らなくてもよいケース
入社から日が浅い場合や、リモートワーク中心で出社しない場合、職場の慣習として配らない文化がある場合は、無理に用意する必要はありません。周囲の前例を参考にするのがよいでしょう。
- お菓子を配るのは義務ではないが、感謝を伝えるきっかけになる
- 職場の文化や前例に合わせるのが無難
- リモートワーク中心なら配らなくてもOK
退職のお菓子の選び方【5つのポイント】
退職時に配るお菓子は、個人的に好きなものではなく、職場で配ることを前提にした選び方が大切です。以下の5つのポイントを意識しましょう。
ポイント1:個包装であること
個包装のお菓子は、衛生的で配りやすいのが最大のメリットです。箱から一人ずつ取り分ける形のお菓子は、手が汚れたり取りにくかったりするため避けた方がよいでしょう。
ポイント2:日持ちするもの
常温で2週間以上日持ちするものを選びましょう。退職の挨拶に回っている間に全員に配れない場合もあるため、すぐに食べなくても問題ないお菓子が理想的です。焼き菓子やクッキー、せんべい類が定番です。
ポイント3:万人受けする味
辛いものや癖の強い味は避け、幅広い年代の方に受け入れられるものを選びましょう。クッキー、フィナンシェ、バウムクーヘンなど、定番の焼き菓子は万人受けしやすいです。
ポイント4:見た目がきちんとしていること
スーパーの袋菓子ではなく、きちんとした箱入りのものを選びましょう。百貨店やお菓子の専門店で購入すると、見た目にも高級感が出ます。最近は「お世話になりました」のメッセージ入りパッケージも人気です。
ポイント5:アレルギーに配慮する
ナッツや卵、小麦粉などのアレルギーを持つ方もいます。可能であればアレルギー表示を確認し、数種類の味を詰め合わせたものを選ぶと安心です。

退職のお菓子の予算と数量の目安
予算は多すぎても少なすぎても気を遣わせてしまいます。適切な相場感を押さえておきましょう。
一人あたりの予算
退職のお菓子は、一人あたり100〜300円程度が目安です。高すぎるものは相手に気を遣わせてしまいますし、安すぎると気持ちが伝わりにくくなります。
全体の予算
配る人数によって全体の予算は変わりますが、一般的な目安は以下の通りです。
- 10人以下の部署:2,000〜3,000円程度
- 20〜30人の部署:3,000〜5,000円程度
- 50人以上の大部署:5,000〜10,000円程度
数量は少し多めに用意する
配る人数より少し多めに用意しておくと安心です。急な来客や他部署の方にも渡せるよう、5〜10個程度多めに用意しておくのがおすすめです。
- 一人あたり100〜300円が目安
- 部署の人数に応じて全体予算を調整
- 配る人数より5〜10個多めに用意する
退職のお菓子の渡し方とマナー
お菓子の渡し方にも、いくつかのマナーがあります。タイミングと順番を意識しましょう。
渡すタイミング
最終出社日の午後、業務が落ち着いた頃がベストです。朝一番に配り始めると業務の妨げになるため避けましょう。
渡す順番
基本的には、上司→先輩→同僚→後輩の順番で渡すのがマナーです。直属の上司には一番最初に渡し、感謝の気持ちをしっかり伝えましょう。
不在の方への対応
当日不在の方がいる場合は、デスクにお菓子とメモを置いておくか、同僚に渡してもらうようお願いしましょう。メモには「お世話になりました。○○より」と一筆添えると丁寧です。
休憩室に置いておく方法
人数が多い職場では、休憩室やフリースペースに箱ごと置いておく方法も一般的です。「お世話になりました。ご自由にどうぞ。○○より」と書いたメモを添えておきましょう。

退職のお菓子に関するQ&A
Q. 退職のお菓子はどこで買うのがいい?
百貨店の地下食品売り場(デパ地下)や、お菓子専門店で購入するのが一般的です。最近はオンラインショップでも「退職のご挨拶」用のセットが販売されています。包装や熨斗の対応がスムーズな百貨店が特に便利です。
Q. お菓子以外で代わりになるものは?
コーヒーのドリップパックや紅茶のティーバッグ、ハンドクリームなどの小さなギフトも最近は人気です。ただし、食品の方が「みんなで分けやすい」というメリットがあるため、迷ったらお菓子を選ぶのが無難です。
Q. 「お世話になりました」のメッセージ入りお菓子ってどう?
メッセージ入りの個包装クッキーやマドレーヌは、最近とても人気があります。わざわざメモを書かなくても気持ちが伝わるので、時間がない方にもおすすめです。オンラインショップでも多くの商品が販売されています。
Q. 退職代行を使った場合もお菓子は必要?
退職代行を使った場合は出社しないため、お菓子を配る機会がないのが一般的です。気持ちとして送りたい場合は、郵送でお菓子と手紙を送るという方法もあります。ただし、義務ではないので無理をする必要はありません。

まとめ
退職時に配るお菓子は、個包装で日持ちする焼き菓子が定番です。一人あたり100〜300円程度を目安に、配る人数より少し多めに用意しておくと安心です。
渡すタイミングは最終出社日の午後がベスト。上司から順に感謝の気持ちを込めて渡しましょう。お菓子を通じて「ありがとう」の気持ちが伝われば、きっと素敵な最終日になるはずです。
退職のお菓子選びについて詳しく知りたい方は、GIFTFULの退職お菓子おすすめガイドや、エン転職の退職挨拶とお菓子の選び方も参考になります。


