退職代行モームリは、「もうムリだ!」と感じた方が手軽に利用できる退職代行サービスとして知られています。正社員22,000円・アルバイト12,000円という業界最安クラスの料金設定と、Googleマップでの高評価が特徴です。
ただし、2026年2月に運営会社の前代表らが弁護士法違反などの疑いで逮捕・起訴され、8月に東京地裁で有罪判決(執行猶予付き)を言い渡されたという経緯があります。サービス自体は、4月に新しい代表のもとで新規受付を再開しています。この記事では、これまでの経緯を時系列で整理したうえで、モームリの口コミ・評判やサービスの特徴、利用を検討する際の注意点を解説します。

退職代行に相談する際は、雇用形態や入社日、給与の締め日などを聞かれることがあります。雇用契約書や給与明細をクリアファイルにまとめておくと、聞かれたことにすぐ答えられます。
退職代行モームリの基本情報
- 運営元:株式会社アルバトロス(代表・浜田優花氏)
- サービスタイプ:民間業者型(交渉は行わず、退職の意思の通知に限定)
- 料金:正社員・契約社員22,000円/アルバイト・パート12,000円(記事執筆時点)
- 支払い方法:クレジットカード・銀行振込・後払い対応(後払いは手数料3,000円)
- 対応時間:24時間対応
- 相談方法:LINE・メール・電話
モームリの最大の特徴は、雇用形態によって料金が異なる点です。特にアルバイト・パートの方は12,000円という破格の料金で利用できるため、費用を最小限に抑えて退職したい方に選ばれています。
2026年の逮捕・営業再開について
退職代行モームリについて触れておかなければならないのが、2026年2月の出来事です。
- 2026年2月3日:運営会社の代表者(当時)とその妻が弁護士法違反などの疑いで逮捕。その後、営業時間を縮小し、新規の申し込み受付を停止
- 2026年2月24日:東京地検が起訴
- 2026年4月1日:代表者が辞任し、浜田優花氏が新代表に就任
- 2026年4月23日:経営体制の見直しを公表し、新規受付の再開を発表
- 2026年6月5日:論告求刑公判で、検察側が前代表に懲役2年を求刑
- 2026年8月28日:東京地裁が前代表に懲役2年・執行猶予3年、妻に懲役1年6月・執行猶予3年、法人に罰金200万円の判決
この事実は利用を検討する上で重要な判断材料となります。サービスは新しい体制で再開していますが、気になる方は事前に公式サイトなどで最新の情報を確認した上で判断することをおすすめします。
弁護士法第72条は、弁護士資格を持たない者が報酬を得る目的で法律事務を行うことや、その周旋(あっせん)をすることを禁じています。報道によると、今回問われたのは、利用者を提携先の弁護士に有償で紹介し、紹介料を受け取っていた点です。退職の意思を会社に伝える行為そのもの(使者としての伝達)が違法とされたわけではありません。
なお、民間業者型の退職代行が退職の「意思伝達」を超えて会社と「交渉」を行った場合、同じ規定に抵触する可能性があります。これはモームリに限らず、民間業者型のサービス全般に共通する注意点です。

退職代行モームリの良い口コミ・評判
料金の安さが際立っている
正社員22,000円、アルバイト12,000円という料金は業界最安クラスです。「退職代行を使いたいけどお金がない」という方でも利用しやすい価格設定が最大の評価ポイントです。
対応に温かみがある
「スタッフの対応が温かく、気持ちに寄り添ってくれた」という口コミが多く見られます。利用者の精神的な不安にも配慮した対応が高く評価されています。
Googleマップでの高評価
Googleマップの口コミでは600件以上のレビューがあり、星4.7という高い評価を獲得しています。実際の利用者からの満足度の高さがうかがえます。
即日退職の実績が豊富
即日対応が可能で、実際に即日退職できたという利用者が多数います。「朝相談して、その日のうちに退職が決まった」という声もあります。
退職代行モームリの気になる口コミ・評判
逮捕歴による信頼性への懸念
前述の通り、2026年2月に運営会社の前代表らが逮捕・起訴され、8月に有罪判決が言い渡されました。サービスは新しい体制で再開されていますが、信頼性に対して不安を感じる方がいることも事実です。
交渉力に限界がある
民間業者型のサービスのため、退職の意思伝達が主な業務となります。有給消化の交渉や退職条件の調整は、労働組合型や弁護士型のサービスのほうが確実です。
退職代行モームリがおすすめな方
- とにかく費用を抑えたい方
- アルバイト・パートで退職代行を使いたい方
- シンプルに退職の意思だけ伝えてほしい方
- 温かい対応を求める方
一方で、有給休暇の消化や未払い賃金、退職日の調整などで会社と揉めそうな場合は、会社と交渉できる労働組合型や弁護士型のサービスを検討してください。
どのタイプのサービスを選ぶ場合でも、退職後は健康保険や年金の切り替え、失業保険の申請などを自分で進める必要があります。手続きの流れをまとめて確認したい方は、解説書を手元に置いておくと便利です。
退職代行モームリの利用の流れ
ステップ1:LINEまたはメールで無料相談
退職に関する状況を伝え、サービス内容と料金を確認します。
ステップ2:正式な依頼と支払い
料金を支払い、退職希望日や会社の情報を伝えます。後払いにも対応しています。
ステップ3:退職代行の実行
モームリが会社に連絡し、退職の意思を伝えます。即日対応も可能です。
ステップ4:退職届の提出・貸与物の返却
郵送で対応します。会社に行く必要はありません。
退職届や貸与物を郵送するときは、追跡サービスのあるレターパックを使うと、会社に届いたかどうかを確認できます。
弁護士法の規定についてはe-Gov法令検索(弁護士法)で確認できます。また退職に関する労働法の基本は厚生労働省の労働基準ページをご確認ください。

よくある質問(Q&A)
Q. モームリは営業再開後も安全に利用できますか?
A. 運営会社は2026年4月に代表を交代し、4月23日に新規受付を再開しています。前代表らが問われたのは弁護士への有償の紹介で、退職の意思を伝える行為そのものが違法とされたわけではありません。ただし、こうした経緯を踏まえた上で、ご自身で判断されることをおすすめします。会社と揉めそうな場合は、労働組合型や弁護士型のサービスもあわせて比較してください。
Q. アルバイトで本当に12,000円だけで利用できますか?
A. 記事執筆時点の公式サイトでは、アルバイト・パートの料金は12,000円で、オプションを選ばない限り追加費用はかからないと案内されています。最新の料金は公式サイトでご確認ください。
Q. モームリで有給消化の交渉はできますか?
A. モームリは基本的に退職の意思伝達がメインです。有給消化の「交渉」が必要な場合は、労働組合型や弁護士型のサービスを検討することをおすすめします。
Q. 後払いに対応していますか?
A. はい、「モームリあと払い」に対応しています(記事執筆時点では手数料3,000円が加算されます)。現在手持ちがない方でもすぐに退職代行を利用できます。
まとめ
退職代行モームリは業界最安クラスの料金設定で、特にアルバイト・パートの方にとって利用しやすいサービスです。温かい対応や即日退職の実績など、利用者からの評価は高い傾向にあります。
ただし、2026年2月に運営会社の前代表らが逮捕・起訴され、8月に有罪判決が言い渡されたという経緯があることは知っておくべきです。サービスは4月に新しい体制で再開しています。会社と揉めそうな場合は交渉ができる労働組合型や弁護士型も含めて比較し、利用を検討する際は最新の情報を確認したうえで、自分の状況や希望に合ったサービスかどうかを総合的に判断してください。
退職に関する公的な相談窓口として厚生労働省の総合労働相談コーナーも活用できます。



