「退職代行を使う当日って、具体的に何が起こるの?」「朝連絡して本当にその日のうちに辞められるの?」
退職代行の利用を決意したものの、当日の流れがイメージできなくて不安という方は多いです。この記事では、退職代行の当日の流れを時系列で詳しく解説します。朝の連絡から即日退職が完了するまでの全手順を、事前準備も含めてお伝えしますので、当日のシミュレーションに役立ててください。
【前日まで】退職代行の当日に備えてやっておくこと
退職代行の当日をスムーズに迎えるために、前日までに以下の準備を済ませておきましょう。
退職代行サービスへの相談・契約を完了させる
当日いきなり連絡するのではなく、事前に無料相談を済ませ、契約と支払いを完了しておくのが理想です。ほとんどの退職代行サービスはLINEで24時間相談を受け付けていますので、前日の夜までに以下を済ませておきましょう。
- 退職の状況をヒアリング(会社名、雇用形態、退職理由など)
- 実行日の決定(翌朝の何時に会社に連絡するか)
- 料金の支払い(クレジットカード、銀行振込など)
- 会社の連絡先(人事部の電話番号、上司の直通番号など)
私物の回収を済ませておく
退職代行を使うと、基本的に退職後は出社しません。そのため、会社に置いてある私物は事前に少しずつ持ち帰っておくことをおすすめします。
一度に大量の荷物を持ち帰ると怪しまれる可能性があるので、数日に分けて自然に持ち帰るのがコツです。万が一取りに行けなかった私物は、退職代行を通じて郵送してもらうことも可能です。
返却物を準備する
会社に返す必要があるものを準備しておきましょう。
- 健康保険証
- 社員証・IDカード
- 制服・作業着
- 会社支給のPC・スマートフォン
- 名刺(自分の分+受け取った分)
- その他の貸与品
退職届のテンプレートは退職代行から送ってもらえることが多いので、事前に記入しておくと当日の作業がスムーズです。
引き継ぎ資料を準備する(任意)
必須ではありませんが、簡単な引き継ぎ資料を作っておくと後々のトラブル防止になります。担当業務の一覧、進行中の案件、よく使うファイルの場所など、A4用紙1〜2枚程度にまとめておけば十分です。

【当日朝】退職代行が会社に連絡するまで
いよいよ当日の朝。ここからは時系列で流れを追っていきます。
朝7:00〜8:00:退職代行に最終確認の連絡
朝起きたら、退職代行の担当者にLINEやメールで「予定通りお願いします」と最終確認の連絡を入れます。前日までに全て打ち合わせが済んでいれば、このひと言でOKです。
担当者から「承知しました。○時に会社に連絡します」と返信が来るので、あとは待つだけ。この時点で、あなたがやるべきことはもうありません。
朝8:30〜9:30:退職代行が会社に電話
会社の始業時間に合わせて、退職代行スタッフが会社に電話をかけます。通常は人事部や上司の直通番号に連絡し、以下の内容を伝えます。
- 「○○さんは退職の意思があること」
- 「本日以降、出社しないこと」
- 「今後の連絡は退職代行を通して行ってほしいこと」
- 「退職届は後日郵送すること」
- 「有給休暇の消化を希望すること」(労働組合型・弁護士型の場合)
会社側の反応はさまざまですが、多くの場合は淡々と手続きに入ります。「本人と話したい」と言われることもありますが、退職代行が「本人の意思は固い」と伝えてくれるので、あなたが対応する必要はありません。
朝9:30〜10:00:退職代行から結果報告
会社への連絡が完了したら、退職代行の担当者からあなたにLINEやメールで結果報告が届きます。「会社に退職の意思を伝えました。○○の対応が必要です」といった内容です。
この時点で、基本的にあなたの退職は成立しています。退職届の提出から2週間後に正式な退職日を迎えることになりますが、有給消化で即日から出社不要になるケースがほとんどです。
【当日午前〜午後】退職代行連絡後にやること
退職代行が会社に連絡した後、あなたがやるべきことを順番に説明します。
退職届を郵送する
退職代行から指示があったら、退職届を会社に郵送します。退職届のテンプレートは退職代行が用意してくれることが多いので、それに記入して送るだけです。
必ず配達記録が残る方法で送りましょう。レターパックライト(370円)か簡易書留がおすすめです。普通郵便だと「届いていない」と言われるリスクがあります。
返却物を郵送する
健康保険証、社員証、制服などの返却物も、退職届と一緒に(または別便で)郵送します。壊れやすいものはクッション材で包装し、こちらも追跡番号が付く方法で送付してください。
返却物の送り先は退職代行が確認してくれますが、一般的には会社の人事部宛になります。
会社からの連絡は全て退職代行に回す
当日中に会社から直接電話やメールが来ることがあります。会社からの連絡には一切応じず、すべて退職代行に対応してもらいましょう。電話は出ない、メールは返信しない。これが鉄則です。
会社からの連絡内容が気になる場合は、退職代行の担当者に「会社から何か連絡がありましたか?」と確認すればOKです。

【当日〜数日後】退職確定までの流れ
退職代行が会社に連絡した当日から、退職が正式に確定するまでの流れです。
有給消化期間に入る
有給休暇が残っている場合は、退職届提出日の翌日から有給消化期間に入ります。たとえば有給が14日残っていれば、約2週間の有給消化後に正式な退職日を迎えます。
この期間中は何もする必要はありません。ゆっくり休養を取るもよし、転職活動を始めるもよし、自由に過ごしてください。
退職に必要な書類の受け取り
退職が確定した後、会社から以下の書類が届きます。届くまでに通常2〜4週間かかります。
- 離職票:失業保険の申請に必要。届いたらハローワークで手続き
- 源泉徴収票:年末調整や確定申告に必要
- 年金手帳:会社に預けている場合のみ
- 雇用保険被保険者証:次の就職先に提出
2〜4週間経っても届かない場合は、退職代行に連絡して催促してもらいましょう。それでも届かない場合は、ハローワークや日本年金機構に直接相談することも可能です。
即日退職の当日でよくある疑問
Q. 当日の朝に依頼しても間に合う?
事前に相談・契約が済んでいれば、当日の朝の最終確認で即日対応してもらえます。ただし、当日朝に初めて連絡して「今日辞めたい」という場合は、対応が午後になることもあります。できれば前日までに契約を済ませておくのがベストです。
Q. 当日に会社から「来い」と言われたら?
出社する必要はありません。退職代行が「本人は出社しない」と伝えてくれます。法的にも、退職の意思表示をした後に出社を強制することはできません。
Q. 同僚から連絡が来たらどうする?
同僚からの連絡に応じるかどうかはあなた次第です。ただし、退職直後は感情的になりやすいので、少し時間を置いてから返信するのがおすすめ。仲の良い同僚には、落ち着いてから改めて連絡しましょう。
Q. 当日に気持ちが揺らいだらキャンセルできる?
退職代行が会社に連絡する前であれば、キャンセルが可能な場合もあります。ただし、キャンセル料が発生するサービスもあるので、契約時にキャンセルポリシーを確認しておきましょう。会社に連絡した後のキャンセルは基本的にできません。
まとめ:当日の流れを知っておけば不安は消える
退職代行の当日の流れをまとめます。
- 前日まで:相談・契約・支払いを完了。私物の回収、返却物の準備
- 当日朝:退職代行に最終確認→退職代行が会社に電話→結果報告
- 当日午前〜午後:退職届・返却物を郵送。会社からの連絡は全て無視
- 数日後〜:有給消化期間。2〜4週間後に退職関連書類が届く
退職代行の当日にあなたがやることは、実はほとんどありません。朝の最終確認と、退職届・返却物の郵送くらいです。あとは全部退職代行が対応してくれます。
「当日って怖いんじゃ…」と思っていた方も、流れを知っておけばかなり安心できるのではないでしょうか。大事なのは前日までの準備です。しっかり準備して、当日は穏やかな気持ちで新しいスタートを切ってください。
※この記事は2026年4月時点の情報に基づいています。各退職代行サービスの具体的な流れは異なる場合がありますので、事前に各サービスにご確認ください。


